みかんいろの月

Kis-My-Ft2の横尾さんがダイスキデス。

末路本のドラマ仕様帯が手に入らない人の末路

「自担がドラマの主演をするんです」

 

はぁぁぁ…何度でも声に出して読みたい日本語!!

 

横尾担になって3年弱。その時にはもうドラマ「平成舞祭組男(サラリーマン)」は終わっていたし、この3年は端役でもドラマや舞台に出演することはありませんでした。ドラマ「フリーター、家を買う」で二宮さんと共演していたとか、舞台版「銀河英雄伝説」に出演していたとか、うわさには聞くものの、私にとっては、それって神話?っていうぐらい現実感なかったんです。横尾さんと「ドラマ」とか「演技」という言葉が結びつかなさすぎて、「演技が見たい」とか「ドラマのお仕事来ないかな」とか思ったことすらなかった。

 

それが、忘れもしない2月27日。朝起きたら、日テレのシンドラ枠で4月から横尾さん、宮田さん、千賀さん、二階堂さん主演のドラマ「○○な人の末路」が始まるとの知らせ!起き抜けの回ってない頭で、理解できるまで何回も何回も記事読みなおした。「自担がドラマの主演…。自担が…ドラマの…主演…」こんな日が来ると思わなかった…。

 

その事実を噛みしめながら毎日ふわふわしているうちに、都会のほうでは、原案の『宝くじで1億円当たった人の末路』にドラマ仕様の帯が巻かれているというではないですか。そうか!ドラマの主演ということはそれに付随する宣伝や広告もあるってことか!初めてだから気づかなかった。その帯のついた本がどうしてもどうしても欲しい!

 

その日から、3日おきぐらいに本屋を巡る日々が始まりました。とは言うものの、私の住んでいるところはドラマで二階堂さん演じた萩原さんが移住した田舎に毛が生えた程度の田舎なので(朝6時ぐらいから平気で人が訪ねて来る、玄関にカギかけない、奇妙な祭がある、というあたりは同じ)、ドラマ帯どころか本自体も置いてない。注文してもドラマ帯になるかわからないし、帯は順次変わっていくようなので、これは待つしかない。

 

しかし、4月になり、ドラマ放送日も近づき、Twitter上では次々に「家の近所の本屋もドラマ帯になってた」「ドラマ帯の末路本入手した」という報告があがるのに、私が行ける範囲の本屋は、末路本は置いてあっても、ドラマ帯の本は見つからない。うちの最寄りの本屋など、「ドラマ化作品の原作コーナー」もあるのに、末路本だけは置いてなくて、横尾さんドラマ主演ってTwitter上だけに現れるマボロシなのかな…という気持ちになる。出版社に直接注文すればドラマ帯で送ってくれるらしいけど、ドラマ帯を入手したいという気持ち以上に、本屋という公の場に横尾さん達の写真が載った帯の本が並んでいるのをこの目で見たい!という想いが強いので、書店巡りを強化しながらもうちょっと待ってみることにする。

 

ドラマが始まっても、5月になっても入手できず、「もううちの市はドラマ帯はやってこないのか?こうなったら泊りがけで都会にドラマ帯本を買いに行こうかしら」と思いながら、たまたま用事があって行った隣町で、本屋を覗いてみたら、あるじゃないですか!夢にまで見たドラマ帯の「宝くじで1億円当たった人の末路」が!!しかも平積みで!!

 

すぐには買わず、離れたところから何気なく近づき、「へぇ~、『宝くじで1億円当たって人の末路』かー。興味ある。あ、ドラマ化されるの?この帯の人たちが主演?カッコいい!特にこのスーツの人!!へー、この人たちがKis-My-Ft2なんだ…。舞祭組って言われてるけど、カッコいいんだね。ドラマも見てみようかな」という表情をしながら本を手に取るっていう遊びを3回はやったよね…。(声には出さない)


そしてレジに持っていき「この帯のスーツの人、自担なんです!主演なんです!」という表情をしながら差し出したよね…。(声には出さない)

 

という訳で、都会に遅れること約1か月半、ようやく私もドラマ帯付きの原案本を無事に入手しました!田舎すぎて末路本のドラマ帯が手に入らない人の末路は、「根気よく探せば見つかることもある」。私が行ける範囲の本屋は最終的に、ドラマ帯付き3軒、ドラマ帯無し3軒、本自体なし1軒になりました。同じ系列の本屋でもドラマ帯本のところとそうでないところがあったり、大きい本屋にはなくて小さい本屋にあったりして、本屋によって全然違うみたいです。

 

そして、原案本は面白かった。ジャンルとしてはビジネス書になるんですかね?フィクションじゃなくて、インタビューで構成されているんですが、実際に○○した人じゃなくて、それに詳しい人に聞いているのが客観的で説得力ある。出来事を合理的に考えたり、自分の生き方を俯瞰で見つめなおしたりするきっかけになりました。

 

そしてこの本をドラマ化するっていう試みが面白い。現在ドラマは1週目のイントロダクションの後、4人の末路が1週ずつ描かれたのですが、それぞれ原案本の主旨に沿った、ある程度想像のつく末路だったと思います。これがいよいよ来週から原案には描かれていない、完全にドラマオリジナルの筋になるので、どうなるのか、とても楽しみにしています。

 

 

宝くじで1億円当たった人の末路

宝くじで1億円当たった人の末路

 

 

(横尾さんの演技のすばらしさについては別の機会に書くと思います。)