みかんいろの月

Kis-My-Ft2の横尾さんがダイスキデス。

I SCREAM ソロ曲視聴しました

…ここは、天国?私、いつの間にか死んでた。天使がお弁当作って「喜んでくれるかなーたいらげてくれるかなーおいしいって言ってくれるかなー」って歌ってるよ…。全部食べるよ!なんならお弁当箱なめる勢いで!食べなくてもわかるよ、おいしいに決まってる!

 

はっ!夢か…。

 

7人のソロを視聴して、まず7人とも全く違うコンセプトで選曲してきたなと思いました。その中でも、すでにソロ曲を歌っているフロント3人は今までとは違う曲。北山さんは若い時に作詞したという正統派バラード、藤ヶ谷さんは、バッハの「小フーガト短調」をサンプリングした、女子目線の曲。玉森さんはゆるふわイメージを覆す無機質なEDM曲。そしてアルバムではソロ曲を歌うのが初めてとなる後ろの4人は、名刺代わりの1曲。横尾さんは料理、宮田さんはアニメオタク、二階堂さんはアクロバット、そして千賀さんはダンスを前面に押し出した曲になっています。

 

千賀さんがダンサブルでカッコいい曲を選んだことについて。ここから先は完全に私の妄想になりますが、私は、常々キスマイって、その時悩んでいるメンバーを、他のメンバーがさりげなくフォローしていると感じていて。例えば、藤ヶ谷さんや玉森さんが初めて主要キャストとしてドラマに出た時に、横尾さんが「ちゃんと食べてるか?振付はここまで進んだよ」ってメールを送っていたこととか、前のMyojo1万字インタビューで横尾さんが(骨折した宮田さんに熱いメールを送ったりしている面もあるのに)「結成時、他のメンバーのこと嫌いだった、見下していた」と言って批判を浴びた時に、藤ヶ谷さんや北山さんが「横尾さんは不器用すぎ」「自分のこと語るの下手すぎ」って別のところでフォローしてくれたこととか、藤ヶ谷さんの記事が週刊誌に出て騒がれた時に、ラジオで北山さんが「元気ですか?」って聞いてくれたこととか。

今、メンバーの中でも一番美意識が高い千賀さんが、「舞祭組」というユニットにいて、ゴリラに似ているだの、口が出ているだの容姿を弄られている。そんな今だからこそ「千賀さんがカッコいい系の歌を歌うべきだ」ってメンバーもスタッフも判断したんじゃないかって勝手に思ってます。ソロ曲をってなったときに、やっぱりジャニーズであるからには、全員、カッコよくてダンサブルな曲が思い浮かばなかったはずはないと思うのですが、コンセプトを7人別にするっていう前提があって、メンバーで誰か一人だけがカッコいい曲を歌うとなったら、今は千賀さんだと。

 

それから、二階堂さん!「ジョッシー松村のSCREAM」というタイトルだけが発表された時は、キスマイ担界隈が騒然となりましたけれど、視聴してびっくりしました。「お笑い」+「アクロバット」=「チアリーディング」だったのですね。「お笑い」と「アクロバット」のどちらが先にコンセプトとしてあったのかはわかりませんけれど、それだけじゃダメだと考えて融合させたこの発想力!(そして二階堂さんの突飛な発想に「にかちゃん、面白い夢を見たんだね」と思いながらも、即却下せず形にしてくれたスタッフさんの努力も!)二階堂さんだけじゃなくて、宮田さんも、作曲にヒャダインさん、PVに鉄拳さんを起用したり、横尾さんも歌やPVにメンバー全員を登場させたり、決められたキャラクターの中でも、最大限よいものを追求するするプロ意識に胸が熱くなります。

 

よくメンバー同士で「横尾さんは一歩引いてキスマイ全体を見ている」とか「二階堂さんはああ見えてバランサー」とか言ったりしてますけど、雑誌を読んだり、ラジオを聴いたりしていると、メンバー全員がキスマイ全体をよく見ていて、自分の振る舞い方を決めたり、他のメンバーに譲ったり、困っているメンバーをフォローしたりしていると感じることが多々あります。そんな7人が決めた、「今の自分が歌うべき7曲」が楽しみでしかたありません。