みかんいろの月

Kis-My-Ft2の横尾さんがダイスキデス。

キスマイがSMAP25YEARSをトリビュートしたら DISC1編

SMAP25YEARS」ずっと聴いています。

SMAP 25 YEARS (通常仕様)

SMAP 25 YEARS (通常仕様)

 

 

幼いころから親の影響でほとんどテレビを見ない生活を送り、解散騒動が起きるまで、SMAPのCDを買ったこともなかった私でさえ、このCDを聴いていると、「この曲は小学校の運動会でかかっていた曲」「この曲は中学校の合唱コンクールで歌った曲」「この曲は高校の時、好きだった人がカラオケで歌っていた曲」「この曲は大学生の時、アルバイトしていたお店でよくかかっていた曲」…とシングル発売された曲のほとんどに思い出があって、これが「国民的アイドル」ってことなんだなあと改めて噛みしめています。物心ついたときからずっとSMAPの歌があったから、解散したという実感が全くないのですが、「ファンです」と言えるようなことは何もしていない私が、今、SMAPのためにできることは、「忘れない」ってことしかないのかなと思っています。

 

CDを聴きながら、もしキスマイがSMAP25YEARS収録曲を、1人1曲ずつトリビュートするならどの曲を歌ってほしいか、考えてみました。とても楽しかったので、DISCごとに書きます。

 

北山さん:ダイナマイト
初めて聞いたときに、幼心に「アイドルがこんな曲歌っていいの!!??」と衝撃を受けた曲。今でこそこのぐらいのセクシーさ珍しくもなんともないのかもしれないけど、こういうのも少しずつ、SMAPが切り開いていったんだなあと思います。キスマイのチャラさ担当北山さんに、じっとカメラ目線で歌ってほしい。

 

千賀さん:SHAKE
イントロ聴くと1996年の自分に戻れる気がする。ただはしゃいでるだけじゃなくて、きちんとすべきことを終えてからの開放感、という感じが好き。キスマイの中で、歌とダンスが一番正統派アイドルっぽいのは千賀さんだと思っているので、キラキラを振りまきながらステップ踏んで歌って、みんなをハッピーにしてほしい。

 

宮田さん:君色思い
君色思い」っていう言葉が美しい。「君のことを思う」とはまた違う、「君色思い」という言葉でしか表せない世界。宮田さんの王子様ボイスにきっとよく合うことでしょう。眠れない夜に君を抱きしめにいきたいと思うほど優しいのに、君がどうして泣いてるかはわからない不器用さも宮田さんにぴったり。

 

横尾さん:らいおんハート
「いつかもし子供が生まれたら 世界で二番目に好きだと話そう」って、すごい歌詞だなって改めて思います。自分の子供に語り掛ける視点の男性アイドルソングって他にあるんでしょうか。この時、まだSMAPは20代だったんだと思うと感慨深い。横尾さんがこの曲を歌うのを聴いたら、その日が私の命日になるに違いない。(死因:自分の涙で溺死)

 

藤ヶ谷さん:青いイナズマ
UTAGEで横尾さんが歌っているのを聴いて、改めていい曲だと思いました。あんなにカッコいいのに、こんな浮気される男の歌を歌ってもちゃんとハマるのがSMAPのすごいところ。男性目線の歌だから、藤ヶ谷さんが、歌詞の男性とイメージが重なるのは当たり前なんだけど、浮気してる女性の方にもイメージが重なる気がする。色気の二乗。

 

玉森さん:がんばりましょう
「仕事だからとりあえずがんばりましょう」って、本当にそう!社会人になった今、そう思わないとやっていけないこといっぱいあって、胸に染みます。元気もやる気もなくても、とりあえずがんばっているうちに、道は開ける。その繰り返し。ゆるふわ玉森さんに言われたら、説得力ありそう。「星はひゅるっと消えていた」のところとか、玉森さんの歌い方で想像できる。

 

二階堂さん:夜空ノムコウ
「あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ…」って本当に深い歌詞だと思う。うまく行かない現状を肯定することで、かすかに生まれる希望の光。二階堂さんのキャラとは違うタイプの曲だけど、キスマイの中で、技巧に走らず、一番素直に歌うのが二階堂さんだと思っているので、きっと聴く人にまっすぐ届くと思います。

 

 

たぶんDISC2編につづく…