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みかんいろの月

Kis-My-Ft2の横尾さんがダイスキデス。

私のタラレバ…もし10代でジャニヲタになっていたら

漫画やドラマで「東京タラレバ娘」が話題になって、少し前のはてなブログでも「私のタラレバ」というお題で投稿を募集していました。いろいろな方の「選ばなかった人生」を興味深く読ませていただきました。

 

私は三十路にさしかかってから、突然ジャニヲタに転げ落ちました。それまで、ジャニーズはもちろん、俳優やアーチスト、アニメのキャラ等テレビの中の人に夢中になるという経験がなかったので、毎日が何かと新鮮です。周りの友人がジャニーズにキャーキャー言ってた10代の時、私はジャニーズに対しては、全くの「無」。好きでも嫌いでもありませんでしたが、もし10代の時にジャニヲタになっていたら、今とは違った人生になっただろうなあと思います。

 

私が10代でジャニヲタになっていたら…

 

1 美容やファッションのスキルが上がる

とりあえず最低限の化粧だけはして、服装は暑さ寒さをしのぐのが最優先、アクセサリーはつけない、という私の美容状況ですが、化粧やファッションに興味が向かない理由は、これまで、学校でも職場でも「おしゃれしても見せる人が特にいない」から。もし若い時にジャニヲタになっていれば、コンサートやイベントの時は、担当の視界に入るかもと思えば化粧や服装にも気合が入るでしょうし、うちわを掲げるからには担当に迷惑はかけられまいと格好にも気を付けるでしょうから、もう少し小ぎれいな女になれたかもしれない。

 

2 待てるようになる

リアルの人間関係だったら、思うような反応がなければ、こちらから働きかけることができるし、仕事は、先のことを考えて、手遅れになる前にどんどん仕掛けていかないといけないから、あまり「待つ」ことがない。ジャニヲタは、「CD発売するよ」って言われたら「ははー買わせていただきます」、「テレビ出るよ」って言われたら「ははー見せていただきます」、「コンサートやるよ」って言われたら、「チケット当選しますように」と、基本的にはおとなしく待っていることしかできない。でも、おとなしく待ってるうちに、先のことを考えたり、今までのことを振り返ったり、自分の感情に気づいたりできる。待つ時間の大切さは、ジャニヲタになって初めて実感したような気がします。待てるようになっていれば、もう少し逃さなかった幸せがあったかもしれない。

 

3 理屈ではない感情があることを知る

同じCDを何枚も買うこと。同じ映像を何回も見ること。自担がロケに行ったところに行くこと。オレンジ色の雑貨を買うこと。ブログを書くこと。…ジャニヲタになる前の私なら信じられないと思う。そんなことをして何になるの?何の意味があるの?って言われても答えられない。でも理屈じゃない。ただ好きだから。ただそうしたいから。だって沼に落ちてしまったから。そんな感情があることを身をもって体験していれば、もう少し他人に対して寛容になれたかもしれない。

 

4 誰かが自分を幸せにしてくれると信じることができる

ずっと、自分の幸せは自分で手に入れなければならないって思って、それで勉強も仕事もがんばってきたんだけど、誰かが笑っていてくれるだけで嬉しい、声聴いただけで元気出るっていう事実。身近な人間にそういう感情を抱くこともあるけど、何かいいことをされたら「お返ししなきゃ」とか、「それに見合う自分なのか?」とかすぐ考えてしまうので、無条件に(本当は無条件じゃないのかもしれないけど)幸せを受け取ることができるって本当に夢みたい。誰かに幸せを預けられることを知っていれば、もう少し楽に生きられたかもしれない。

 

 

10代でジャニヲタになっていたら、今頃はきっともうちょっとかわいげのある女になって、もうちょっと幸せになっていたことでしょう。でも、これだけは言える。10代の頃の浅はかな私は、もしジャニヲタになっていたとしても、正統派のキラキラアイドルに夢中になって、アイドルらしいこと(歌、ダンス、ファンサービス)は全部苦手で、アイドルらしくないこと(料理、俳句、動物介護)は全部得意な横尾さんの魅力には、絶対に気づかなかったと思う。王道の人生を歩んでこなかったからこそ、横尾沼に転がり落ちて、今、すごく楽しい。だから、今の人生に悔いはありません。