みかんいろの月

Kis-My-Ft2の横尾さんがダイスキデス。

2017私的キスマイワンフレーズ楽曲大賞

2017年も暮れていきますね。私の2017年を漢字一字で表すとしたら「魚」です。横尾さんがマグロ解体師に挑戦したり、プレバトで鯛を煮つけたり、キスブサで鯛めし炊いたりしていたので、影響されて魚ばっかり食べてました。ワンだランドのおかげで、旅先ではよく水族館にも行ったし、魚づくしの1年でした。

 

さて、年末のジャニーズ楽曲大賞の投票も始まったので、思い出しも兼ねて、今年、私が胸打たれたキスマイのフレーズを振り返ってメモしておきます。曲を聴くときには、メロディーが親しみやすいとか、リズムがカッコいいとか、和音進行がしびれるとかいろんな要素があるけれど、あくまでワンフレーズの歌詞だけで選びました。

 

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♪互いの身命を賭し(心、技、体、情念)
~「VersuS」

日本語大好きなので、VersuSは「力戦奮闘」とか「百花繚乱」とか美しい言葉がたくさん使われていて本当に嬉しい。その中でワンフレーズだけ選ぶのは、なかなか難しかったんだけど、「身命を賭す」という語感がとてもカッコいいここ。「心技体」はよくワンセットで使われるけど、そこに「情念」入れてくるのもキスマイっぽくて大好き。


♪どんな未来でも その手だけ離さない
~「Dream on」

事務所をめぐるきな臭い話題が流れるたびに不安になることもあるけれど、本人たちが一番不安定な中にいるのに、いつだって最高のパフォーマンスを見せてくれるキスマイに対して、この気持ちしかありません。


♪今夜は寝かさないぞ
~「キスしちゃうぞ」

なんかもう、この曲に関しては、自分の現状と比較してまぶしすぎてつらい。いったい自分の人生をどこからどうやり直せば、「今夜は寝かさないぞ」と言われる世界にたどりつけるのか想像もつかない。この曲は、このような殺傷力の高いセリフが7つも並んでいるのですが、まじめに言う人あり、ふざける人あり、まじめにやってるのかふざけているのか分からない人ありでおもしろい。


♪横目に見る君は 手が届くはずなのに 白く昇る 月より遠く
~「One Kiss」

手が届かない君を月より遠く感じるって、短歌や俳句の世界みたいでうっとりする。詩情が美しいフレーズで大好き。「白く昇る月」っていう語感。


♪格好悪くたっていい 笑われてもいいさ オレの誇りだから
~「最幸LOVE」(舞祭組)

2年3か月待った舞祭組のアルバムの、ボーナストラックとしてこの曲を入れてくるというドラマ。そしてこの歌詞を舞祭組ができてプライドの重圧から解き放たれた横尾さんが歌うというドラマ。まさにbonus(=思いがけない贈り物)。最幸!


♪前を見よう 振り向かず 僕らは進める
~「道しるべ」(舞祭組)

私の2017年はこの曲と共に明けた。初めてこの曲を聴いたときは、壮大過ぎて、いったい舞祭組はこれからどうなってしまうのか恐ろしくて震えたけど、こうして舞祭組1stアルバムと共に年の暮れを迎えることが出来て本当によかった。


♪大丈夫 君はありのままで
~「SEVEN WISHES」

自分のやることに自信がなかったり、迷ったりしたときには、呪文のようにこのフレーズを唱えてた。押し付けることなく、爽やかに背中を押してくれるような曲。今年は、キスマイのキャンペーンのおかげで1年に2回も九州に行って、本当に楽しかったな。


♪この先どれくらい一緒にいれるの?
~「Life is Beautiful ~大切なあなたへ~」(藤ヶ谷太輔

このフレーズにはぎゅっと心をつかまれた気がした。この歌詞は藤ヶ谷さんがファンや家族を思って書いたのだけど、私たちがいつもアイドルに対して抱くこの気持ちを、アイドルもファンに対して抱いているんだなと思った。私たちから見たアイドルも儚いものだけど、アイドルから見たファンも、もっと儚いものなんだろうなと思う。こんな切なさを抱えながらキラキラ輝くアイドルが尊くて尊くて…。永遠なんてないってわかってるけど、それでも言いたい、永遠って。


♪目覚めたいつもの朝 今日は何が起こるでしょう?
~「All Around The World」

この曲の歌詞のひとつひとつが心に染みて、この曲と共に乗り越えた2017年だったような気がする。ドキドキさせるわけでもキュンキュンさせるわけでもないけど、そっと心に寄り添ってくれるような曲。朝起きた時に、一日の始まりを憂鬱に思うのではなく、起こることが楽しみに思えるような生き方をしたいと思う。

 

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2017年は仕事がたいへんでたいへんで(まあ、仕事がたいへんでなかった年などないが)、時間的にも精神的にもかなり消耗したんですけど、横尾さんやキスマイごとを追いかける気力だけは奪われずにすんで本当によかった。

 

そして2017年は特にavex様にいっぱい感謝した1年でもありました。シングルやアルバムが発売されるってなると、「どんな曲だろう」って思う楽しみの次ぐらいに、「またあの(トチ狂った)スタッフブログが読める!」という喜びが来るようになりました。舞祭組10日間合宿に涙し、組曲コスプレのトンチキさに呆然とし、ゆるスポに爆笑し、ハロウィン音楽祭の女装の美しさに感心し、舞祭組アルバムのジャケ写に驚愕し、1年中avex様の掌の上でごろごろ転がされていたような気がします。いつも本当にありがとうございます。

 

来年も素敵な曲と出会えますように。