みかんいろの月

Kis-My-Ft2の横尾さんがダイスキデス。

(500)日の横尾さん

ジャニーズwebのキスマイのページに、ブログ以外に個人のコーナーができたのは2016年6月のこと。北山さんは書道、藤ヶ谷さんと宮田さんは絵など、それぞれが自分の得意分野(?)のコーナーを持つ中で、横尾さんのコーナーは「わったー写真館」。写真??カメラが趣味とか言ってましたっけ…?でも横尾さんが見た景色を私たちにも見せていただけるなんて本当に嬉しい。まあこれまでのわたログの更新頻度から察するに、月1回とか2回とかぽつぽつ更新されるコーナーになるのかなと思ってたんです。

 

そうして開館した「わったー写真館」は、最初は本当に館主のマイペース更新でした。1カ月ぐらい間が開いたと思ったら、2日連続で更新されたり。平均すると月2回ぐらいの更新だったと思います。それが2018年に入って急に更新頻度が上がり、5月ごろからは毎日更新されるようになりました。そして2019年6月7日、開館から約3年で、記念すべき500回目の更新を迎えたのです。

 

500回更新したということは、500枚の写真(実際は1回で2枚以上載せてくれることもあったから500枚以上)を私たちに見せて下さったということ。私たちが気楽に写真を撮ってSNSにあげるのとは訳が違って、場所を特定されてはいけないとか、イメージを壊してはいけないとか、写してはいけないもの、載せてはいけないものがたくさんあると思うんです。仕事をしていて、しんどいときも、めんどくさいときも、何もかも嫌になることも、絶対あると思うのに、そういうハードルを乗り越えて500回も更新してくださった横尾さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

横尾さんの写真の題材は、植物、身近な生き物、横尾さんの飼っている犬やフェネックキツネたち、空、ロケ先の景色、たまにメンバー。何気ない日常の風景なんだけど、道端に咲いて誰も顧みないような野花が、横尾さんのカメラに切り取られるとはっとするほど美しい。いいことなんて何もない、私ってなんて不幸なんだろうと思うような日でも、足もとには花が咲いている。よく見れば絶対にいいことはあるっていうことを、横尾さんに教えてもらったような気がします。

 

わったー写真館の「No.500」の数字を見て、「(500)日のサマー」という映画を思い出したので、タイトルに流用しました。運命の出逢いを信じるトムと、運命なんか信じないサマーが出会った日から500日目までのことを描いた映画です。運命ではなく自分を信じるサマーに、彼女に一目ぼれしたトムはすっかり振り回されつつだんだん成長(とも言い切れないが…)していくのですが、それはまるで、横尾さん(サマー)と横尾担(トム)。この500日、横尾さんに振り回されて心が温まったり、びっくりしたり、くすっとしたり、勇気づけられたり、どんなに幸せだったことでしょう。

 

横尾さんが500もの景色を私たちと共有してくださったことも、もちろん嬉しいのだけれど、何より嬉しいのは横尾さんが日々美しいものに囲まれているということ。毎日、「昨日ぶり」って言って横尾さんの世界に招き入れてくれて、「また明日」って言って送り出してくれる横尾さんに、どれだけ救われているか、言葉では書き尽せません。

 

横尾さん、また明日。明日も横尾さんの世界が美しいもので囲まれていますように。