キスマイがSMAP25YEARSをトリビュートしたら DISC3編
SMAP25YEARS毎日聴いています。
- アーティスト: SMAP
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2016/12/21
- メディア: CD
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アルバムの3分の1ぐらいは初めて聴く曲だったのですが、すぐにどの曲も好きになりました。ファン投票で選ばれたベスト盤だからということもあるでしょうけど、どれもいい曲だし、曲想も多様で、いろんなアーチストがSMAPに楽曲提供するという機会に張り切って曲を作ったのではないかと思います。思えば、私も、スガシカオさんも山崎まさよしさんも、川谷絵音さんも、SMAPに楽曲提供したことをきっかに知ったのでした。SMAPのおかげで、名曲がたくさん生まれて、SMAPはJーPOP界全体の宝だったんだと改めて思います。
もしキスマイが、スマップのSMAP25YEARSを一人1曲ずつトリビュートするなら、何を歌ってほしいか、DISC3で考えてみました。
北山さん:華麗なる逆襲
この圧倒的に煌びやかな楽曲の前に、音楽を語るボキャブラリーのない私は立ちすくむしかない。大人のカッコよさ。「どきどきさせて」じゃなくて「どきどきさして」っていう歌詞が好きです。チャラいとか、すべての女を狩っているとか言われる北山さんに、「じゃあ相手を忌み嫌う前に そう愛するやりかたがいい」って歌ってほしい。
千賀さん:この瞬間、きっと夢じゃない
TBS北京オリンピックのテーマ曲なので、それを意識した歌詞なんですが、デビューするまでも、してからも戦いが続くジャニーズアイドルのテーマとして聴いても感慨深い。キスマイの中でも、一番起伏の激しいアイドル人生を送る千賀さんに「苦しみ悩み続けてきた 何度も諦めようとした それでも歩いてきたこの道は たった一つの僕の夢さ」って歌われたら、キス担はみんな泣くと思う。
宮田さん:さかさまの空
歌詞もメロディーも歌声も、優しさのかたまりのような曲。泣いてる人を過剰に励ましたり、導いたりするのではなく、静かに見守る感じが、やさしさのかたまり、宮田さんにぴったりだと思う。「君が思っているより 君が笑ってる顔は 君が出会ったみんなに 愛されてんだよ!」って宮田さんに歌ってほしいし、歌ってさしあげたい。
横尾さん:手を繋ごう
「世界平和」なんて、大きすぎて実感できないけれど、きれいごとでも偽善でもない、小さなことからそれは始まるってことを教えてくれる曲。キスブサでマイコを相手にする時とか、歌番組でソロを歌う時とか、手が震えがちな横尾さんに歌ってほしい。「てーを、つーなぁごー」って横尾さんの歌い方が想像できる気がする。
藤ヶ谷さん:シャレオツ
アルバム聴きながら、すぐに「この曲はキスマイだったらこの系統の曲」って考えてしまうんですが、この曲は何だろう。こんなおしゃれで澄ました感じの曲(←ボキャブラリーなさすぎ…)キスマイの楽曲にはない気がする。藤ヶ谷さんに「だって嘘はついてないでしょ」って澄まし顔で歌ってほしい。
玉森さん:Battery
SMAPのシングルでは初の全編英語歌詞だそうで、デビューして20年たってもまだ新しいことに挑戦しつづけていたこと、本当に頭が下がります。カッコよくて、カッコよくて、仕事してても脳内エンドレス状態で流れるから困る。好きな曲に洋楽をあげることが多い玉森さんに、ガシガシ踊りながらクールに歌ってほしい。
二階堂さん:JOY!!
Clip!Smap!も買ったのですが、JOY!!のMV見ると泣けてくる。メンバーもエキストラの人も本当にいい顔すぎて。ベタだけど音楽って人を幸せにするんだって実感します。誰かに楽しませてもらったり、楽しませてあげたりするんじゃなくて、自分を楽しませる魔法は、みんなが持っている。ツアーTにいつも自分に言い聞かすように「笑顔」って書く二階堂さんに、自分に言い聞かすように歌ってほしい。
SMAPがデビューして25年間、解散騒動がおきるまで、私はSMAPのCDを買ったこともなかったし、積極的にテレビ番組を見たり、雑誌買ったりしたこともなかったし、ましてやコンサートに行ったこともなかったのに、そんな私にも思い出をたくさんくれて、すばらしい歌をたくさんくれて、いっぱい幸せにしてもらってた。心から感謝します。ファンですなんて、とても言えない私が、言えることなんて何もないんだけど、一つだけ願えるとすれば、このアルバムの最後の曲の、最後の歌詞のように、「勝ち逃げ」してほしいです。これからまだひと波乱もふた波乱もありそうだけど、どうかメンバーみんな幸せになることを祈ってます。