みかんいろの月

Kis-My-Ft2の横尾さんがダイスキデス。

ENDLESS SUMMER聴きました!

Kis-My-Ft2の26枚目のシングル、「ENDLESS SUMMER」発売おめでとうございます!

 

シングルとしては昨年11月の「Edge of Days」以来実に10カ月ぶりで、ここ数年はずっと1年にシングル3枚のペースで来ていたことを考えると、シングルが発売できるというのも当たり前ではない幸せなのだなあとしみじみ思います。それもこれも、メンバーやスタッフさんが大変な状況の中、安全を確保しながら5曲も(通常盤)準備してくださったからで、感謝の気持ちででいっぱいです。

 

感想をメモしておきます。

 

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♪ENDLESS SUMMER

さわやかな夏ソング。デビュー10年目突入ということで、デビュー曲「Everybody Go!」の「カモンカモンカモン」や「3 2 1 Go!」などの歌詞や振り付けが入っているのがエモい。メロディーはキャッチーだし、サビの振り付けも分かりやすくて、幸福感に満ちあふれた曲で、この閉塞感のある今の世に聴くのにふさわしいと思いました。振り付けはところどころに手話を取り入れているようで、大昔にちょっとだけかじった記憶では、ぱたぱたあおぐ仕草が「夏」、人差し指で腕を指すのが「時」、両手を下に向けるのが「今」、胸をなでるように手を下に降ろすのが「わかりました」(All right Alrightのところでやっている仕草)だけは辛うじて思い出したんだけど、他にもたくさんありそう。どこかで解説してほしい。大サビの千賀さんのフェイクがすごく美しくて、サタジャニで横尾さんもおっしゃっていたように、格差があったデビューの時からの変化を感じます。最初にタイトルと発売日が発表された時は、9月に夏曲?!と思ったけれど、今聴くと楽しさ、賑やかさだけじゃなく、切なさも感じられて、9月発売でよかったなと思いました。

 

そして、各種歌番組で見られる横尾さんのカメラアピール!今まで横尾さんは歌番組でカメラの方を見ることはほとんどなく(本人も「カメラ見るのと歌うのと同時にはできない」と公言)、でもそんな横尾さんも大好きで、カメラの方が横尾さんの視線の先に回り込め!と思いながら歌番組を見るのも楽しかったのですが、この曲はいったい何が起きたのか、過剰なカメラアピール!ニコニコ笑ったり、キメ顔したり、エアシャウトしたりする横尾さんに、歌番組を見るのが楽しみで仕方ありません。沼に落ちて5年経つけど、まだまだ覚醒し続ける横尾さんから目が離せそうにありません。

 

♪Sailing

旅立ちの希望と愁いを歌った曲。航海って陸路と違って、自分たちの行きたいという気持ちだけでは出発できない。想いだけじゃなく、潮が満ち、風が吹くのを待って漕ぎださなければならない。これまで風の吹かない日も、逆流もあったけれど、機は熟し、10周年に向けて出航するキスマイにぴったりの曲だと思いました。この曲は二人ずつ歌うところが多くて、ソロもいいのだけれど、二人だと思いがけない音色が生まれたりするのが楽しい。

 

♪Catapult

この曲の圧倒的なカッコよさを前にして、すべての語彙を失ってしまう。カタパルトとは初めて聞く単語だったので調べてみました。意味は「航空機や宇宙船などを射出する装置」。タイトル通りいろんなところからメンバーの声が縦横無尽に飛んでくる。こんなカッコいい曲、お茶の間に披露して観るものすべてを狩ってほしかった気もするけど、CD買った人しか聴けないご褒美というのもいいなあと思いました。各メンバーのHey!の発声の違いが興味深い。

 

♪Let you go

ど直球の失恋ソング。今までのキスマイは失恋しても「今頃誰の夢見てんだ」(Tell me why)と嫉妬爆発させたり、「雨上がりの虹で強くなれるから」(Letting Go)と強がったり、「愛してた君が幸せでいてくれるように」(Sometime…)とカッコつけたりしていたのですが、この曲ではストレートに失恋のつらさや悲しみを歌っていて、こういう曲が素直に歌えるぐらいキスマイも大人になったのだなあと思います。ラストの藤ヶ谷さんの絶唱に胸が締め付けられる。

 

♪ENDLESS SUMMER 盆踊りVer

もう長い間、盆踊りに行っていないのですが、最近の盆踊りってこんな感じなんですかね?ラップパートにちょっと無理がある。

 

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 今年の夏は、不自由なこともたくさんあったけれど、キスマイがずっと私たちを励まし続けてくれたこと、忘れないでいたいと思います。夏は終わってしまうけど、9/21には3時間特番があり、10/4,5は配信ライブがあって、キスマイと過ごす季節はまだ終わらない!史上最高を何度でも塗り替えていくキスマイを、ずっと追いかけていきたいと思います。