みかんいろの月

Kis-My-Ft2の横尾さんがダイスキデス。

2020年「笑顔元年」を振り返る

その年に印象に残ったことを振り返って、2018年は「北横元年」、2019年は「眼鏡元年」と命名したのですが、2020年は「笑顔元年」。横尾さんの笑顔がとても印象に残った年でした。


「笑顔なんて今年に限ったことじゃない。毎年のことでは?」と思ったアナタは横尾担ではありませんね?横尾さんと言えば、「歌と笑顔は同時にはできない」と公言し、コンサートの時には玉森さんのお母さんに「横尾さんは怒ってるの?」と言われてしまう人。横尾担の辞書に「カメラ目線」の文字はない。カメラの方が横尾さんの目線の先に回り込めと思っていたんです。ーーー2019年までは。
そんな横尾さんがカメラに向かって微笑みかけた2020年。印象深い横尾さんの笑顔を、衝撃を受けた順に5位まで選んでみました。

 

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♪5位 リアルTo-y2 Day1(10月3日)

待望の配信ライブの1日目。『My Place』を歌った後、1列に並んだメンバーを、1人ずつカメラが写していって、一番最後の横尾さんは変顔・・・と思っていたら、突然カメラに向かってニコッと笑って指ハート!横尾沼のもうかなり深いところまで沈んできたと思っていたけれど、あの瞬間、もう一段深いところへ引っ張り込まれた気がしました。

 

♪4位 キスマイどきどきーん ♯88(10月9日)

メモレンジャーのコーナーで、横尾さんが悪役「横尾ストロングマシーン」に扮したこの回。横尾さんは最初から本当に楽しそうで、北山さんに顔面ゴムの罰を食らわせた後、「俺見てなかったからもう1回」と鬼畜発言。ベイダーが持つはずのゴムを奪い取り「いくぞ、いくぞ、パーンいくぞ」と引っ張る横尾さんの笑顔が、あまりにも無邪気で、晴れ晴れとしていて、思わず見とれてしまいました。北山さん、その節は本当にごめんなさい。本人は服の丈直してやるよと申しておりますので(♯87)、思う存分直してもらって下さい。

 

♪3位 プレバト! 冬麗戦(1月3日)

四季ごとに俳句のタイトル戦が行われるようになって早3年。ほぼ毎回上位には食い込むものの、優勝経験はなくて「無冠の名人」と呼ばれた横尾さんが、2020年冬麗戦、「庖丁始 都会は計画運休」という破調の句で、悲願の初優勝を果たしました。発表の瞬間、無言で天を見上げガッツポーズをした横尾さんは、プレバトに初登場してから4年半の万感の思いが去来したことでしょう。その後飾られた肖像画は、北山さんいわく「アイドル誌でもしないぐらいの笑顔」。

 

♪2位 CDTVライブ!ライブ!(9月7日)

この日、テレビ初披露された『Endless Summer』。私は自分の目を疑いました。「え?横尾さんがこっち見て笑ってる?!」横尾担にとって歌番組とは、フレームの外へ外へと行ってしまう横尾さんを追いかける動体視力鍛錬の場なのですが、横尾さんが立ち止まってカメラを見てニコニコしてる・・・!!クールに踊る横尾さんももちろんカッコいいですが、それ以来「今日も笑ってくれるかな」と歌番組を見るのが3倍楽しみになりました。

 

1位 『To-y2』特典映像(3月28日)

3月にアルバム購入者特典として公開された動画は、メンバー1人ずつからのメッセージと、『To Yours』のソロ歌唱音源に乗せて、リハーサルやメイキングシーンが編集されたもの。歌のハードルを下げようと他の人の2倍ぐらいしゃべった後、甘々の歌声に乗せて、ふざけたり、他のメンバーに絡んだり、ずっと楽しそうな横尾さんを見ていたら涙がこぼれた。コロナが感染拡大して、非常事態宣言が発令され、これからどうなるのか不安で不安で仕方なかったあの時期に、あの横尾さんの笑顔ばかり5分間詰まった映像にどれだけ救われたかわかりません。

 

 

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私はキスマイBUSAIKU!?を見ていて、みんなが笑っている時にも全然笑っていない横尾さんのことが気になって気になって横尾沼に落ちたので、笑うべきところで1人だけ笑わない「偽善アーマーゼロ」(©二階堂さん)な横尾さんが大好きで、「笑顔が一番」とか「アイドルは笑顔でいるべき」とか全く思ってない。だけど、世の中が不安定で悲しいことがたくさん起きたこの2020年に、横尾さんが何度もカメラに向かって微笑んでくれたことは忘れないと思います。

 

『To Yours』に「君の笑顔の一つは僕が理由だったらいいな」という歌詞があるけれど、私の笑顔のすべてがキスマイと横尾さんが理由だったと言っても過言ではない2020年。もちろん横尾さんにとっても、何一つ笑える状況じゃない1年だったと思うのですが、ファンのために微笑んでくれた横尾さんの2020年が尊くて尊くて仕方ありません。